映画と生活

映画のあるとき 映画のないとき

『デス・プルーフ in グラインドハウス(2007)』/Death Proofからの学び

コロナ対策として

ランニングを開始して早1ヶ月

薄々感じてはいましたが

今日認めました

尋常じゃないくらい

右膝が痛いです

コンクリートの上を走っているからか

慣れない運動を急に始めたからか

健康な体は程遠いですね

 

 

さて本日はこちら

 

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof
2007/アメリ

 

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タランティーノファンの方で

こちらをベストに挙げる方も多いですね

 

あらすじはこちら

鬼才Q・タランティーノ監督が、殺人鬼とセクシー美女軍団の激闘をカーアクション満載で描いたスラッシャー・ムービー。テキサスの人気女性DJジャングル・ジュリアは、女友達と一緒にお気に入りのバーを訪れる。しかし彼女たちの背後には、車を凶器に美女を狙う恐ろしい殺人鬼スタントマン・マイクが忍び寄っていた。それから14カ月後、今度はスタントウーマンのゾーイたちがマイクの標的となるが……。

 引用元 映画.com

 

ぼくはこういうアクション系に

全く明るくはないのですが

終盤のカーチェイスシーンは

文字通り息を飲むしかなく

画面からまったく目が離せませんでした

 

激しくもスマートで

観るものをゾクゾクさせつつ

そこで謝るん?

と笑わせる

カーチェイス

これまで観たことありません

 

最後の最後まで我慢させておいて

観客にご褒美を与える

ほんといつもながらにくいですよね

タラちゃん

 

最後にご褒美を与えると言う点では

昨年の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でも

そうでした

「なあなあ こんなのもいいだろ?」

と映画がぼくに肩を組んできたような

そんな夢のある作品でしたね

こちらも見逃せない作品です

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さて

この映画による学びは以下の通りです

 

  • ラップダンスされた時の表情は難しい
  • 結局男性は女性に敵いっこない
  • 映画の終わらせ方はTHE ENDでいい

 以上

 

『トラフィック(1971)』 /Traficからの学び

映画で学んだことは数多い

 

トレンチコートの着こなし

タバコを吸うタイミング

女性の口説き

報われない労働

悲惨な戦争と日常

 

皆さんもきっとたくさんおありでしょう

 

映画において

好みか好みでないということはありますが

基本的にどの作品からも学びがある

そう思っていつも映画を観ています

 

学ぶことと習得することは違います

上記に記載した項目の内

恥ずかしながら習得できたことはありません

習得できなくてもいい

習得する必要がなくてもいい

知ることで触れることで

自身の見識を広げることができる

ふむふむそうなのねそういうこともあるのねと感じることができる(そりゃそう)

そう思っていつも映画を観ています(わかったよ)

 

ということで

これからはぼくが映画で学んだことについて綴ってみようと思います

(鋭くて深い誰もが感心する考察ができないことによる苦肉の策)

 

本日の映画はこちら

 

トラフィック』(1971)

Trafic

1971/フランス・イタリア合作

 

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Jacques Tati Trafic - Trailer

 

言わずと知れた名匠ジャック・タチによる長編です

 

あらすじはこちら

 

「ぼくの伯父さん」シリーズの喜劇作家ジャック・タチによる最後のフィルム作品となった長編第5作。

パリの自動車会社で設計技師を務めるユロ氏。アムステルダムで開催されるモーターショーに新型キャンピングカーを届けることになった彼は、広報のアメリカ人女性マリアやトラック運転手らとともに現地を目指す。ところが、パンクや渋滞、交通事故など、様々なトラブルに見舞われ……。

2014年「ジャック・タチ映画祭」にて、コマ落ちしていたフィルム4分を復活させた完全版を上映。

 

引用元 映画.com

 

ジャック・タチ節炸裂という感じの

ユーモア溢れる力の抜けた洒脱なコメディです

 

内容ももちろん良いのですが

こちらのキャンピングカーの描写のためだけでも

観る価値があります

 

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備え付けのテントはもちろん

ラクションが髭剃りになったり

フロントで肉が焼けたり

ばかばかしくて愛らしい機能に溢れておりますが

みんな至って真剣です

警察官がキャンピングカーにのめり込むこちらの場面で

思わず頬が緩むことでしょう

 

他にも

ジャック・タチ以上は見当たらない

ハーフコートの着こなしも必見であります

 

さて

色々書きましたが結局のところ

この映画による学びは以下の通りです

 

  • 信号待ちや渋滞で、人は鼻をほじほじする
  • 毛皮のベストは、ほぼヨークシャー・テリア
  • 雨の時、車より地下鉄より相合傘がいい

 

以上
 

この邦題が好きだ②

昨日は久しぶりに知人と会い

近くの河川敷でお酒を飲みました

(褒められる行為ではありませんが 密を避け距離を確保しております)

 

久しぶりの人との飲食は

酔いを促進させるのか

会話もほどほどに

そのまま数時間微睡むことになりました

雲ひとつない青空から差し込む光は

自然が生む最高の寝具だと思いました

 

こんにちは

人と会うことがこんなにも愛しいなんて

コロナのおかげで

改めて知る感情があるように思います

 

 

さて勝手にシリーズ化をしようとしております

この邦題が好きだ

第二弾です

今回はこちらの作品を

 

邦題 『僕たちは希望という名の列車に乗った』
原題 "Das schweigende Klassenzimmer"
2018/ドイツ

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映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』予告編

 

ドイツ語です

これはもうGoogle翻訳を頼るしかありません

先生に依頼してみると

「サイレント教室」とのこと

 

つまり 沈黙する教室

映画の内容を考慮すると

黙祷する教室

みたいなところでしょうか

 

あらすじはこちら

 

ベルリンの壁建設前夜の東ドイツを舞台に、無意識のうちに政治的タブーを犯してしまった高校生たちに突きつけられる過酷な現実を、実話をもとに映画化した青春ドラマ。1956年、東ドイツの高校に通うテオとクルトは、西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を見る。自由を求めるハンガリー市民に共感した2人は純粋な哀悼の心から、クラスメイトに呼びかけて2分間の黙祷をするが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは社会主義国家への反逆とみなされてしまう。人民教育相から1週間以内に首謀者を明らかにするよう宣告された生徒たちは、仲間を密告してエリートとしての道を歩むのか、信念を貫いて大学進学を諦めるのか、人生を左右する重大な選択を迫られる。監督・脚本は「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」のラース・クラウメ。

引用元 映画.com

 

原題 とても分かりやすいですね

 

ちょっとした出来心で

ちょっとした正義感で

ハンガリー市民のため

クラスメイトたちみんなが授業中に黙祷を捧げる

そんな物語の中心に据わる出来事が

タイトルになっております

 

ですが

邦題はこのシーンではなく

あえてラストシーンの描写から

彼らが過ごす未来を仄めかすタイトルに

なっています

 

この邦題を説明することは

かなりのネタバレになってしまいますので

詳細は伏せますが

 

未来ある少年少女たちは

これからどこに向かうのか

向かう先に何が待っているのか

ラストシーンから示唆される

これらの不安に

堂々と答える邦題だと

思います

 

潔くてとてもいい

 

のぞみ

こだま

ひかり

と同じように

きぼう

ってあってもいいのにな

なんてことも思います

東海道以外ではきっとあるでしょう)

 

 

 

美しも苦しい実話

 

なんでこんなことで

(こんなことって言ってはダメなのですが)

若者が頭を悩まし未来を奪われなければならないのか

 

終盤 

教室で次ぎ次ぎに起こる

まっすぐで勇敢な行動に

涙を抑えることはできません

 

文句なしの良作

昨年 知人にオススメしまくったのですが

いまだ誰からも感想のお便りはいただいておりません

語り合いたいのに残念です

 

amazon primeで是非ご覧ください

 

僕たちは希望という名の列車に乗った(字幕版)

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  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: Prime Video
 

 

 

この邦題が好きだ①

今日は邦題問題について

 

なんかこのように書くと

政治色が出ますね

邦題問題と先進国のイデオロギーについて

みたいな

すいません

イデオロギーって言ってみたかっただけです

 

政治とは関係のない(そんなことはありませんが)

映画の邦題に関する個人的嗜好の話となりますので

ご安心くださいませ

 

 

まず前提として

邦題なんてわざわざ必要ないのではないかと思っているところもありますが

色々と観ておりますと

「いやはやこれはなんともいい邦題だな」

「このタイトルで決まったな」

などと本当に頷ける邦題に出会ったりすることもあるもので

あながち否定もできません

 

なので最近観た映画の中で

気に入ったものを少しまとめてみたいと思います

 

まずはこちら

 

邦題『彼らは生きていた』
原題 "They Shall Not Grow Old"
2018/イギリス

 

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They shall not grow old trailer/Intro Song

 

原題をそのまま訳すと

「彼らは老いてはならない」

といったところでしょうか

 

あらすじはこちら

 

ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、第1次世界大戦の記録映像を再構築して製作したドキュメンタリー。

第1次世界大戦の終戦から100年を迎えた2018年に、イギリスで行われた芸術プログラム「14-18NOW」と帝国戦争博物館の共同制作により、帝国戦争博物館に保存されていた記録映像を再構築して1本のドキュメンタリー映画として完成。

2200時間以上あるモノクロ、無音、経年劣化が激しく不鮮明だった100年前の記録映像にを修復・着色するなどし、BBC保有していた退役軍人たちのインタビューなどから、音声や効果音も追加した。過酷な戦場風景のほか、食事や休息などを取る日常の兵士たちの姿も写し出し、死と隣り合わせの戦場の中で生きた人々の人間性を浮かび上がらせていく。

映画.comより

 

これはもしまだ未見の方がおられましたら

コロナが落ち着いた是非観ていただきたい一本です

(コロナが落ち着いたらってもう20000回言ってる)

 

戦争世代ではないぼくたちは

書籍 ドラマ 映画を通じて戦争を知り

知識として頭に保存してきていると思います

個人的にも戦争映画には関心があり

勉強を兼ねて興味のあるものは片っ端から観てきました

 

ですが

恥ずかしながら

「この戦争はどことどこが争ってるんだっけ」

「そもそも争いの原因はなんだ」

「戦闘ってなんだかゲームみたいだな」

など

とてもいい歳をした大人の言葉とは思えないほど幼稚で陳腐な印象を持つこともありました

 

平和な日本で生まれたぼくには

やっぱり戦争はどこか他人事で

とてもじゃないけど戦時を生きた人々の感情に寄り添うことはできません

 

ただぼくにとってこの映画は

少し違いました

 

この映画には

戦時に生きた人々の偽りのない声が

教科書には載っていない 描けるはずのない当時の本当の暮らしが

実際の映像とご本人たちによる証言として

ありありと映されているのです

 

戦争に駆り出される人は

昨日まで食品を売っていたり郵便物を配達していた市井の人々です

戦っている人だって本当のところは

戦っている理由は分からない

休息日だってほしいし

はやく終わって欲しいと思っています

 

「どこかゲーム感覚だった」

 

当時を振り返ったこちらのセリフは

まさにぼくも感じていた印象と重なるものでした

 

もちろん

まだまだ知られていないもっと悲惨でもっと残酷なことがたくさんあったと思います

これを観て戦争を理解したとも到底思えません

全てを知るつもりもございません

 

ですが

戦時に生きた人もぼくもあなたも

何も変わらない同じ人間なんだなという

当たり前のことに

改めて手に触れたような

そんな感覚です

 

『彼らは、生きていた』

画面の中の彼らは老いてはいけない

生きていた彼らを忘れてはいけない

まさに「彼らは生きていた」

生きていた彼らには

今と何ら変わらないし色彩が確かにあったのです

 

 

続きまして

 

 

やっぱり

一つの作品でかなり長くなってしまいましたので

続きはまた次回といたします

勝手にシリーズ化します

気に入っていない邦題についても書きたいです

 

早く映画館に行きたいという話

丁寧に暮らす

ごくありふれた表現ですが

今のぼくの生活にしっくりくる感じがあります

 

2013年

転勤で東京に来たぼくは

会社の研修でビジネススクールに1年間通っていました

 

ビジネススキル全般を磨く多種多様な講義

グループや個人で

毎週のようにある新規事業のプレゼンテーション

 

今振り返ると微笑ましい1年でしたが

当時25歳程度の若造のぼくにとって

なかなか苦しい1年だったと記憶しています

 

記憶を手探りでたぐり寄せる中

とある講義の課題で

「丁寧に暮らす」ということをテーマに

事業を計画したことを思い出しました

 

人生の終わりが見えてきた人へ

前向きに死と向き合うことの提案を

それは

今の毎日を「丁寧に暮らす」ということです

 

早起きして近所を散歩する

いつも通り過ぎている何気ない道に綺麗な花が咲いていることに気がつく

学生に挨拶をして

信号を守る

走らずゆっくり歩く

帰ったら旬の食材を使った朝食の支度に取り掛かる

ゆっくりよく噛んで味わう

食後は部屋の掃除をし

花の水を替える

新聞とラジオで情報を得て

お気に入りのノートに思うことをつらつらと

書くのは日本製の鉛筆で

専用の鉛筆削りも忘れずに

昼食を軽めに取り

午後は本を読むか近くの名画座

空き時間は大切な人への手紙を書くのもいい

お気に入りの音楽を聴きながら

早めに長めの入浴で全身に温もりを

パジャマはシルク100%が気持ちいい

夕食はお気に入りのお皿に盛り付ける

お酒はたしなむ程度に

干したての布団の太陽の匂いを嗅ぎ

寝る前は何十回も読んでいるあのエッセイを

今日も一日健康で生きたことに感謝し

戸締りをして就寝する

 

このような暮らしにおいて

とある小売店ができる物販とサービスとは何か

みんなで考えたのでした

 

当時 

このようなことを考えていながら

実際には「丁寧な暮らし」がぼくには想像ができず

なんとなくの思いで

提案していたように思います

 

でも今なら少しずつですが分かるような気がします

 

コロナの影響で自宅にいる時間が増えた今

なぜか自然と自分の生活に向き合うようになりました

 

強制された訳でもないし

節約したい訳でもないし

時短で終わらせたい訳でもない

 

何がしたいのかと問われると

よくわかりません

強いて言うなら

これまでに身につけた自分の当たり前を変えたいのかな

そんな気がしています

 

もちろん上記の例を全て実行している訳ではありません

学生がいる街でもないし

パジャマはコットン素材

昼食はしっかり取るし

お酒もしっかり取ります

 

ですが

思考の根っこでは理解できる

具体的行動は異なっていても出発点は同じである

そう思っています

 

長くなりましたが

結局何が言いたいかというと

早く映画館に行きたいということです

 

「丁寧に暮らす」

映画に関して言えばやはり

観たい作品を映画館で観る

ということに尽きると思います

 

Amazon primeNetflixも大好きです(大変お世話になっております)

TSUTAYAでDVDも山盛り借りています(大変お世話になっております)

ですが ですが

やっぱりスクリーンで観ないことには

本当の意味で

映画を感じ取れないし

没入できないし

旅に出れないと思うのです

 

映画は自身の血となり肉となります

真紅で濃密な血と分厚く歯ごたえのある肉にするには

とにかく映画館が必要なのです

 

名画座

ミニシアター

シネコン

全てが大切です

 

だから

映画館を守りたい (いつか開きたい)

そんな動きが世の中で広がっていますね

ご参考までに勝手に貼り付けます

 

www.change.org

 

ぼくも参加させていただきました

 

motion-gallery.net

 

こちらも参加させていただきました

 

eiga.com

 

こちらも絶対参加します

 

いずれも素晴らしい取り組みだと本当に思います

 

一日でも早く

自由に映画館に行ける日が戻ってくることを願って

#SaveTheCinema

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まだ映画に登場していない日用品について

在宅ワーク

テレワーク

リモートワーク

 

急に世界に登場したこれらのことば

まだどのことばもしっくりきておりませんが

かれこれ1ヶ月ほど自宅で仕事をしておりますが(仕事になっているかは知りません)

仕事ができる机と椅子がありません

こんばんは

 

長期戦も予想されるので

さすがに揃えるかと

いつもなにかと家具を購入させていただいてるお店にアクセスするも

ネット販売も休業(休みは取ろう)

 

普段の便利さに改めて感謝しつつ

今日も腰を痛めながら

高さの合わないローテーブルで

パチパチと仕事をしておりました

 

便利

 

本当に便利な時代ですね

欲しい情報

行きたい場所

食べたいもの

観たい映画

なんでも手のひらの上で

頭に入れることも

手に触れることも

そばに呼ぶことも

できてしまいます

 

それはそれでもちろんいいのですが(最高)

なんだかこうやって家にいる時間が長いと

ゆっくり見つめ直すというか

思考をほぐすというか

丁寧に暮らそうというか

そんなことを思うようになりました

 

一つひとつのことを

味わい深く 丁寧に行う

 

コーヒーの豆を挽く

ニットを手洗いする

ゆっくりお湯に浸かる

毎朝ランニングをする

(ランニングくらい外に出てもいいですかねと恐る恐る外に出るとランナーだらけでした)

 

いいものですね

自分がまともな生活をしている気分になります

 

そして

タバコを吸いながら思考をあれこれと巡らせることも(このご時世でまだ吸っている)

 

4月1日より

飲食店は基本的に禁煙となりました

喫煙者ですが

非喫煙者に迷惑は全くかけたくないので

大賛成です

そもそも飲食店内で吸えるなんて日本くらいのものでしょう

 

タバコ

 

些細なきっかけで

もう10年以上の付き合いになりました

 

きっかけやっぱり映画だったりします

このあたりの作品です(おそらく)

明確にこのシーンにあこがれて!

と言いたいところですが

それはさすがにフィクションになってしまいます

『スモーク』


映画『Smoke デジタルリマスター版』予告編

 

  『勝手にしやがれ


A BOUT DE SOUFFLE(勝手にしやがれ)-Jean Paul Belmondo

 

 『ゴッド・ファーザーPART2


ゴッド・ファーザーPART2 - 予告編

 

いずれも映画史に残るというか既にがちがちに残っている名作ですね

背伸びして観ていたあの頃

大人になったらタバコを吸ってみようと心に誓ったものです

 

味なんかどうでもよい

その仕草を身に付けたい

その煙をまといたい

 

そんな不純な動機により(いやむしろピュア)

タバコとのお付き合いは始まりました

 

なので 

これだけ電子タバコが世界を席巻しようとも

一切興味が湧かないのです

 

だって電子タバコを吸ってるのって

ちっともセクシーではなくありませんか(しんじろう)

 

だからきっと

まだ映画には

電子タバコが登場していないと思うのです(登場してますかね?)

 

ただ もう間も無くあっさりと登場するとは思います

気付かないぐらい滑らかにそれは画面にいることでしょう

止めることはできない(紙タバコの回し者ではない)

ただ

そのシーンに目が止まること

心を奪われることは

きっとないでしょう

 

今日も無事でよかった

おやすみなさい

自宅で映画でも観てたらいいじゃない

緊急事態宣言以前より

休日はステイホームを実践し

ひたすら映画に取り憑かれておりますぼくです

こんにちは

 

新型コロナウイルスの感染が止まらない

 

そんな中、各方面で今話題の

コンテイジョン』を観ました

 


映画「コンテイジョン」予告編

 

既にご存知の方が多いと思いますが

この映画は

まさに今 全世界が陥っている状況を映しているかのような

リアリティのある作品です(いまさら)

 

パンデミック

クラスタ

ロックダウン

 

今では毎日当たり前のように見聞きし

当たり前のように使っている言葉たちが

作中にたくさん散りばめられています

 

ぼくは過去にこの作品は観ておりましたが(えっへん)

もちろん当時は自分事として捉えることは全くなく

数多ある娯楽作品の一つとして静かに消化していたように思います

事実 クラスターなどという言葉は覚えてもいませんでした

(むしろ何で観たのか)

 

 

今回改めて観てみると

不安恐怖狼狽憂慮の感情に頭は支配され

目が離せなくなり

鑑賞後

外に出るのが怖くなりました(それでいい)

 

ちなみにこの映画によると

人は1日に2000から3000回ほど自身の顔を触るらしいです

(まっさかー と鼻を触りながら観ていたのはわたしです)

 

やはり

あらゆる規制もアドバイスも提案も

自分事として自分の頭で理解納得共感しないと

腹には落ちませんね

自分の目で見たことが真実

そんなことを改めて感じました

 

自分の目で見たことが真実

で思い出すのは

まだ現在公開中の映画

『さよならテレビ』

 


薄っぺらいメディアリテラシーはもういらない!映画『さよならテレビ』予告編

 

とても惹き込まれる作品でした

 

ドキュメンタリーって

事実と思って見てしまいがちですよね

でもきっと事実と真実は違うのでしょう

カメラがある時点である意味虚構

 

受け取り方はあなた次第

 

そんなメッセージに混乱したぼくは

もう自分の目で見たことしか信じれないなと思うようになったのでした(ちゃんちゃん)

 

この映画を観たのは

ポレポレ東中野

 

www.mmjp.or.jp

 

雰囲気と味と風情と趣がある(全部同じですね)

素敵な映画館でした

 

映画館て何で映画館ていうんでしょうか

そんな大きくなくても映画館?

映画室とかでもよくないか(ポレポレさまはそれはそれは立派な映画館です)

 

でも美術館も館でしたね(一旦 図書館は黙殺します)

ギャラリー

と名前を変えることもありますが

映画館は

シアター シネマ

とはなかなかなりませんね

 

「今?ギャラリーにいるよ」

と言っても大丈夫ですが

「俺?シアターにいるぜ」(言い方)

と言ったら村八分かと

村八分でも思い出す話題がありましたが

この話はまた次回(誰得)

安定して脱線させていただきました

 

つまり

本記事をまとめるとですね

 

医療従事者には本当に敬服

われわれは家にいればいい

最も簡単なはず

うちで過ごそう

みんなで映画観よう